IMG_ミネラル水

硬水のミネラルウォーターについて


水には硬度というのが決まっている。硬度とは水に含まれるミネラルの量を示している。
この硬度が低いのを軟水、硬度が高いのを硬水と呼ぶ。
口に含んで飲んだ場合、その名の通りだが、硬度の低い水はやわらかい感じがして、硬度の高い水は硬い感じがする。
ミネラルウォーター軟水硬水のそれぞれの効能効果もとても参考になると 思うので是非ご覧になってください。
日本の水道水は基本的に硬度が低い。
また、日本で売られているミネラルウォーターも、その殆どは硬度が低い。
これは日本の地理的な条件が関係している。
日本の水道水は、元をたどれば空から降ってくる雨水だ。
雨水が集まって川に流れ込み、人間はその川から取水して、浄水場にて不純物や雑菌などを取り除き、水道水を作る。
雨水は殆どミネラルを含んでいない。
それは雨水はもともと海水が蒸発して出来た水蒸気が凝集したもので、海水から水分が蒸発するときには水だけが蒸発し、海水に含まれるミネラルは蒸発しないからだ。
硬度の低い雨水が硬度が高い水になるためには、長い時間をかけてミネラルを含む地層に晒されなくてはならない。
硬度の高い水は地面深くにしみこみ、何十年、ときには何百年とかけてから、地表に湧き出てくる。
硬度の高い水は、この何十年、何百年の間に、地層に含まれるミネラルを自らに溶かし込んできているのである。
日本はその国土の7割が森林地帯であることが示すように、世界的に見ると非常に土地の傾斜が急な国である。
そのため、空から降ってきた雨水は地表深くにしみこむ前に集まり河を成し、水道水へと生まれ変わる。
つまり、日本の水道水はミネラルを吸収できる時間が短く、そのため硬度が低いのである。
同様に、日本で採取されるミネラルウォーターも、雨水として降ってから採取されるまでの期間が短いため、ミネラルが少ない。


硬度が高い水というのは日本にはあまり存在せず、私が先日スーパーで見た限りでは、売られている硬水は殆ど輸入されたものであった。
というわけで、なじみのない日本人も多いと思う。
私も硬水にはなじみがなかった。
アメリカに行ったとき、そこでは硬度の高い水が多かったのだが、その違いに戸惑うことがあった。
どれくらい硬度が高いかというと、お湯を沸かすと白い結晶が析出してくるくらいである。
この結晶は炭酸カルシウムの結晶で、水中に含まれていた炭酸水素カルシウムが熱によって変化して、水に不溶性の炭酸カルシウムになってできたものである。
念のために言っておくと、炭酸カルシウムの結晶は食べて害があるものではないので、ご安心されたい。
また、やかんなどに付着した炭酸カルシウムは水で洗ってもなかなか取れなかったが、酢などの酸を加えた水を使うと比較的容易にとることが出来た。
硬度が高い水を飲むとおなかの調子が悪くなる人がいるらしいが、私も若干ではあるがその傾向はあった。
しかし、一度お湯を沸かして、それでお茶を入れたりして飲めば、おなかの調子が悪くなることはなくなった。
また、硬水と軟水の違いで言えば、硬度が高いとお茶が出にくかった。
日本の緑茶のような渋い味を出すことは、硬度の高い水ではなかなか出来なかった。
しかしこれは悪いことばかりではなく、お茶の葉をずっと入れっぱなしにしておいてもお茶が出すぎて苦くなりすぎることはないというメリットもある。
料理などに使う際も、硬度の高い水のほうが灰汁が出やすい傾向がある。
このように、日本人にはなじみがなく慣れない硬水であるが、その使い方を学び、そのメリットを活かすような使用法をすることが出来れば、とても楽しいものであった。 こちらのミネラルウォーターの価格比較サイトも参考にご覧になってください。

MENU